前回のSQLServer【Lesson2】テーブル作成では、データベースに新規で
テーブルを一つ定義しました。
今回は、データベースを扱う上では欠かせないPRIMARY KEY(主キー)の設定を行います。
それでは、やってみましょう!
PRIMARY KEY(主キー)
PRIMARY KEY(主キー)とは、PRIMAR YKEY制約されたカラム(列)は、絶対に同一なデータを持たず、
検索したときにはその主キーのデータを参照するだけで、膨大なデータの中から確実に取得すること
ができる機能です。そのため、中身が空っぽのNULLは許容されません。
学校で例えると、クラスがテーブルで、出席番号がPRIMARY KEY制約されたデータとなるでしょう。
出席番号は、クラスの中で絶対に同一な番号は存在しません。
◯年◯組の出席番号12番の生徒を呼び出すと、二人出てくることはありえませんので。
これを膨大なデータベースに当てはめて考えてみると、確実でスピーディーなデータ取得が可能に
なり、すごく大事な制約であることが分かります。
この出席番号(主キー)が、同一なデータ値と空(NULL)がダメな理由も同時にわかっていただけたかと
思います。
PRIMARY KEY(主キー)の設定
まずは【T_車両】テーブルから主キーの設定をやっていきます。
【車ID】に主キーを設定したいので、【車ID】行を選択して右クリックで
メニューを開いて、【主キーの設定】を選んでください。
かなり見えづらいですが、【車ID】の左に鍵のマークが付いてますね。
これで主キーの設定は完了です。
忘れずに保存しておきましょう!
では、残りのテーブルも主キーの設定をします。
【T_顧客】テーブルです。
【顧客ID】を主キーに設定しました。
【T_従業員】テーブルです。
【従業員ID】を主キーに設定しました。
【T_販売管理】テーブルです。
【販売管理ID】を主キーに設定しました。
PRIMARY KEY(主キー)の確認
各テーブルで主キーが設定できているか、オブジェクトエクスプローラーで確認できます。
オブジェクトエクスプローラーを更新して、データベースの最新の情報を反映させてください。
更新は、更新アイコンかF5キーでしたね!
更新を忘れちゃった人は、SQLServer【Lesson2】テーブル作成の【データベース情報の
更新】に戻って確認してみましょう。
【T_車両】テーブルの主キー名は、【PK_T_車両】です。
【dbo.T_車両】-【キー】-【PK_T_車両】になっていると、
【T_車両】テーブルの主キー設定は保存できています。
この【PK_T_車両】のPKとは、PRIMARY KEYの略です。
【T_顧客】テーブルの主キー名は、【PK_T_顧客】です。
【T_従業員】テーブルの主キー名は、【PK_T_従業員】です。
【T_販売管理】テーブルの主キー名は、【PK_T_販売管理】です。
以上が、テーブルのPRIMARY KEY(主キー)設定でした。
名称は難しそうですが、やってみると簡単なんです!
次回は、FOREIGN KEY(外部キー)についてやっていきますよ。
今回設定した、PRIMARY KEY(主キー)が関係する大事な機能なので、順番にやっていきましょう。
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