【1DIN カーオーディオ】カロッツェリア DEH-970を買っておけば間違いない

雑記

最近は、カーオーディオもディスプレイ装備の2DINデッキが多くなり、
1DINデッキの製品がかなり少なくなってきています。
1DINデッキは、コストパフォーマンスにも優れ、空きスペースを小物入れや
スマホホルダー等にできる為、意外とメリットも多いんです。

時代と逆行しているのかもしれませんが、2DINデッキや、カーナビまでは
必要ないよ、って人にカロッツェリアのDEH-970をオススメしたいと思います。

それでは、なぜオススメなのか、DEH-970を8年間使い続けてる私が教えます!

カロッツェリア DEH-970のオススメポイント

スペック

  • 最大出力:50W×4
  • 定格出力:22W×4
  • 負荷インピーダンス:4Ω
  • プリアウト最大出力レベル:5V
  • 出力インピーダンス:100Ω
  • 左右独立16バンドグラフィックイコライザー
    周波数(20Hz~20kHz)±12db
  • 左右独立3ウェイネットワークモード
  • CDプレーヤー,USB,SD,Bluetooth,AM/FMチューナー装備

左右独立3-wayネットワークモード

この価格でこの機能を搭載している機種は、このDEH-970以外に無いでしょう。
ハイエンド機種や、音楽機能に特化したナビゲーションに搭載されていて、
細かい調整ができる反面、素人には使いこなせない部分もあります。

この3-wayネットワークモードで何ができるのかというと、高音、中音、低音の
それぞれの音域を、マルチアンプ・マルチスピーカーでシステムを組み、各音域の
設定も左右独立で調整ができる凄い機能です。
もちろん、別売アンプを購入しなくても、デッキ内臓アンプでマルチスピーカー
システムの構築も可能です。
これが、内臓アンプでもかなり良い音で、どんだけコスパいいんだよ、って
思っちゃいます。

この3-wayのシステムが良い所は、高音、中音、低音をきっちり分けて、出したい
音を濁りなく再生できる事です。
ネットワーク設定は少し難しいですが、このDEH-970はハイエンド機と比べると
調整幅も少し狭いので、慣れるとコツをすぐ掴めると思います。

このDEH-970は、HPF(低音域の周波数をカット)、LPF(高音域の周波数をカット)に
加えて、スロープ(HPFとLPFの減衰量の傾きを表していて、急激にカットするのか、
緩やかにカットするのかを調整)、各スピーカーの出力調整、などが主なネットワーク
設定で、細かい設定内容は下記ですが、

  • High HPF(高音域スピーカーのHPF)
    遮断周波数(1.25kHz~12.5kHz)
    スロープ(6~24dB/oct)
  • Mid HPF(中音域スピーカーのHPF)
    遮断周波数(25Hz~250Hz)
    スロープ(0~24dB/oct)
  • High LPF(中音域スピーカーのLPF)
    遮断周波数(1.25kHz~12.5kHz)
    スロープ(0~24dB/oct)
  • Low LPF(低音域スピーカーのLPF)
    遮断周波数(25Hz~250Hz)
    スロープ(12~36dB/oct)

ネットワーク設定の調整幅が狭いといっても、必要十分である事がよくわかります。
これから音にこだわりたい、と思っている人の入門機としてもオススメです。

タイムアライメント

最近では、このタイムアライメント機能を搭載したデッキも増えてきました。
この機能も一昔前は、ハイエンド機種だけだったのです。
一度使ってしまうと、なくてはならない機能ですね。

車内でのリスニングポジション劣悪で、ドアやピラーなどに設置されたスピーカー
から出される音が、一番きれいに聴こえるポジションに座るといった事が車では
不可能なんです。家だと、スピーカーの前のベストポジションを選べますよね。

そこで、このタイムアライメントの出番です!

運転席に座った状態だと、右側スピーカー、左側スピーカー、後方サブウーファー、
それぞれが耳までの距離が全然違いますよね。この耳まで音が届く時間差を調整して
均等に保つことで、すごくバランスの良い音場に仕上がります。

このDEH-970は、左右ツィーター、左右ミッドレンジ、左右サブウーファー、
の計6CHのタイムアライメントを調整する事が可能です。ここもコスパ抜群で
オススメなポイントなんです。

左右独立16バンドグラフィックイコライザー

イコライザーは音響マニアでなくとも聞いた事があるのではないでしょうか。
最近は、スマホの音楽再生アプリなんかでも、普通に高性能なのが搭載されていたり
しますよね。

それぞれの周波数を弄るだけでも、ものすごく音質が変化して、逆に触らない方が
良い音に感じてしまうパターンもあって、意外にも初心者にはハードルが高かったり
します。

私は、周波数を持ち上げる設定はせず、うるさく感じる周波数を下げる考え方で調整
しています。もし足りない音域を補うのであれば、その帯域を少し持ち上げても良い
のですが、+1ステップ程度に留めておきましょう。この辺りに気をつけて調整する
ことにより、聴き疲れしない音作りができます。
このDEH-970は、調整できる帯域が左右独立で16バンドありますので、かなり
自分好みな音に持っていく事が可能なんです。

おわりに

このDEH-970は、カーオーディオ初心者から中級者くらいまでは、コスト
パフォーマンスも高く、外付けアンプ等の拡張性もあるので、非常に満足できる1DIN
デッキです。上級者になると、あと1桁ほど価格の高いハイエンドデッキが必要に
なってくるでしょう。
オーディオの世界は奥が深くて、同じ音楽ソースでも新たな発見もあり楽しい世界
なのですが、その反面、泥沼の世界で終わりが無いとも言われています。
どの世界でも当てはまりそうですが、程々な価格で、程々に長く楽しめるのが
一番幸せなのではないでしょうか。

それでは、よりよいカーライフを!

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