歯ぎしりと食いしばりから自分を守るため、マウスピースを作ってみた!

雑記

ある朝起きると、パートナーから「寝てる時の歯ぎしりの音が凄い。」と言われて、
自分では気が付かない部分なので驚きました。そう言われると、朝からアゴが疲れて
たり、歯が痛かったり、頭痛だったりと、色々と悩まされている事に気付きました。

すぐに歯科の予約を取り、相談する事にしました。歯医者さんは、私の歯茎を見る
なり、「すぐに型を取って作りましょう」と。
歯ぎしりや食いしばりが酷い人は、歯茎の内側が盛りあがるのだそうです。私の歯茎
は正にそうだったみたいで、かなり悪化すると健康な歯でも割れたりする事もある
ので、悩んでいる人は早急にマウスピース(通称:スプリント)を作ることを強くオススメ
します。

マウスピース(通称:スプリント)

気になる価格ですが、私は保険適用で約4000円でした。歯の掃除や、型取りなども
含めると5000円くらいは考慮しておいた方が良いかもです。
製作期間は、私の場合は型を取ってから10日で完成しましたが、制作依頼が集中して
いると二週間以上かかる事もあるそうなので、早めに相談するのが最善策ですね。

私は、毎晩装着して就寝していますが、欠点とまでは言いませんが、少し気になる所も
あります。それは、やはり装着している時の異物感です。こればかりは、人によって
気になる度合いが違いすぎるので装着してみないと分かりません。気になって眠れなく
なる人も居るみたいなので、前もってしっかり相談して、製作するかどうかの判断を
しましょう。

種類

マウスピースには、ハードタイプとソフトタイプの二種類あります。

症状が軽い人にはソフトタイプが良いのですが、私みたいに頭痛肩こりが併発する
などの重めの症状の場合は、ハードタイプの方が適しています。
これを聞くと、症状が酷くなる前に初めからハードタイプにしとけばイイ!と考える
人も居ると思いますが、前述しましたが、装着している時の異物感がソフトタイプの
方が少ないのです。
症状とは別に、この異物感に焦点を当ててハードタイプかソフトタイプかを選択する
のも考えておいた方が良いかもしれません。

お手入れ

口に入れるものなので、お手入れ方法が気になるところだと思います。

このマウスピース(通称:スプリント)は基本、夜寝るときだけ装着するものなので、
入れ歯のように食べカスが付着する事はありません。
それを踏まえると、普段のお手入れは柔らかい歯ブラシで軽く撫でて、水で流す程度
で十分でしょう。どうしても気になる場合は、入れ歯用洗浄剤を付けて柔らかい歯ブラシで洗っても良いです。

硬い歯ブラシは、マウスピース(通称:スプリント)の表面を傷め、そこに細菌が入る原因
になるので、絶対に使用しないで下さい。

週に一度、ポリデント等の浸け置き用の入れ歯洗浄剤を、200cc程の水と一緒に
トレーに入れて、除菌洗浄します。匂いなどが気になる人は、もう少し洗浄サイクルを
短めにしてみても良いでしょう。

※洗浄剤を使用した時は、十分に水で洗い流してから装着するようにしてください。

歯科で処方される洗浄剤もポリデントでした。処方されたものが無くなれば市販の
ポリデントで良いので、お手入れ用の薬も簡単に手に入ります。よりマウスピースの
敷居が低くなったと感じました。

保管方法

ハードタイプとソフトタイプで保管方法が異なるので注意してください。

ハードタイプは乾燥に弱く、使用時以外は水に浸けておく必要があることです。
対してソフトタイプは、しっかり水を切り乾燥させて保管することです。

そうです。真逆の保管方法なんです。

私はハードタイプを使っていますので、旅先などで使いたい時の持ち運ぶ方法に困って
しまい、いろいろと考えた現在は、濡れティッシュに包みケースに入れる、といった
方法に落ち着きました。
自宅以外でも使う頻度が高い人は、ソフトタイプの方が優位ですね。

装着前に

マウスピース(通称:スプリント)は、気軽に付け外しができて便利なのですが、どんな
場合でも装着して良いわけではありません。歯にとってもマウスピースにとっても、
ベストな状態があります。

  • 歯磨き、うがいをしっかり行い、口内に食べカス等が残ってない清潔な口内
    であること。
  • 放置している虫歯や、著しく欠け、割れが無い健康な歯であること。
  • マウスピースを水でしっかり洗い流して、付着物が残ってない状態であること。
  • マウスピースが割れ、欠け、などの破損がない状態であること。

当たり前の事を書いているようでも、「このくらいはいいや」では、本来の目的を
失う可能性もありますので、注意しましょう。

おわりに

これまで寝起きの頭痛や肩こりは枕が原因かと思い、何個も枕を買い替えていました
が、マウスピースひとつで朝が幸せになりました。健康な歯良質な睡眠が手に入る
ので、悩んでいる人はマウスピースも視野に入れてみても良いかと思いますよ。

お手入れや扱い方も、入れ歯より敷居が低くて簡単なので、マウスピースを作ろうか
躊躇してきた人も、これまで述べた事で引っ掛かる事象がなければ、すぐに歯科に
予約を取って一緒に幸せになりましょう。

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