原付二種で一番人気のPCXですが、今まで二回のフルモデルチェンジを行っています。
現行型は更にシャープなデザインになり、贅沢装備も追加されるなど、かなり進化しました。
私は8年間、初代PCX JF28を通勤メインで使用していましたが、
新型JF81に乗り換えることになりました。
乗り換えたからこそ気付いた事もありますので、購入を考えている方などの
検討材料になれば幸いです。
進化したところ
スペック的な部分はそんなに変わっていないように思います。
しかし、細かい部分を見ていくと進化している事がよ~く分かります。
そして、乗ってみると更に進化が体感できました!
①シートの正常進化
このシート、座った瞬間に初代とは別物と感じました。原付二種クラスではトップだと思います。
お尻の疲れ方がホント別物でした!
初代JF28ではお尻の位置も定まりにくく、短距離でも疲れたなぁ~と思う事も…。
片道50kmのプチツーリングの際、このJF81は家路につくまで、そう感じる事はありませんでした。
原付二種は使用用途が近距離(通勤)~中距離と分かっていても、休日の天気の良い日などは、風を感
じてマッタ~リと、少し遠くまで走りたくなる時もありますよね?(私だけ?)
そう考えると、シートってかなり大事!
買い替えて良かったなって思うポイントの一つでもありました。
②リアタイヤ幅の変更
初代JF28のリアタイヤサイズは100/90-14でした。
それが現行JF81で120/70/-14にサイズアップしています!
純正装着タイヤは、雨の日に強いと言われるMICHELINのCITY GRIPです。
JF28では、IRC製の廉価グレードのタイヤだったので、最初から装着されているタイヤもグレード
アップした事になります。
私は納車日があいにくの雨だったので、乗り換え後すぐにWET路面を体感!
JF28では、グレーチングや白線の上、轍などでハンドルをとられたり、ヒヤっとする場面が多々
ありましたが、JF81では全く感じられず、雨の日は明らかな違いが分かりました。
通勤メインで使うには、ここが重要な部分だとも思います。
晴れの日では、安定感の違いが更に体感でき、コーナリングも安心してパスする事が可能でした。
制限速度内で破綻する事は無さそうです。
JF28では、制限速度内でそこまでバンクさせてないのに限界を迎えて滑り始める。といった事が
多かったので、大幅に減速してからコーナーに侵入していました。
この車格には一番ベストな設定で、ちゃんと考えられていているなぁ~、と。
タイヤ銘柄とサイズ変更でこんなにも違うんですねー。
ここもちゃんとした正常進化でした!
③ヘッドライトのLED化
JF28のヘッドライトはハロゲンバルブ2灯で、照射距離も短い上、黄色っぽく見え難いと
感じていました。
現行型JF81はヘッドライト、ポジションランプ共にLED化され、視認性も向上しています。
見た目はかなりシャープな顔つきで、昼間もライト点灯させる二輪車は見た目も重要なポイント!
夜間走行はJF28とは比較になりません…。かなり明るく周囲を照射し、チラつきも皆無でした。
LEDは特性上、配光バランスが難しいと言われてますが、しっかり真っ直ぐと周囲を
照らしているなぁ、と感じました。
④デジタルメーター
私はメーターはアナログ派なのですが、時代の流れなのでしょう。
PCXもデジタル化が進んでいました。しかし、メーターに時計表示がある事は嬉しかったです。
これまでJF28にはダイソーで購入した腕時計を(全然スマートではありませんが)
インシュロックで括り付けていました。
通勤時が主ですが、瞬時に時間を確認できる事はすごく大事です。
それよりも、時間に余裕を持つ事の方が大事ですが…。
他の機能は、平均燃費計、オイル交換時期アラートなど便利機能もあります。
このメーターの部分は好みが分かれそうな部分ですね。
でも、これも進化です!
⑤キーシリンダーの排除
二輪車もいよいよスマートキーシステム採用です!その為、キーシリンダーは排除されました。
正式名称はHonda SMART Keyシステムらしいです。
スマートキーをポケットに入れたままイグニッションのON/OFFと、ハンドルロック操作が
可能です。
スマートキー本体の上のボタンを押すと、車体のウィンカーが点滅して位置を示してくれます。
いわゆるアンサーバック機能です。
私は使ってません…。ずらっとバイクが並んでたら使うのかな…。
下のボタンは電源ボタンで、長押しでスマートキーの電源をOFFにする事ができます。
電波感知距離が車体から半径2m程なので、電波が届いてしまいそうな場所で
車体から離れる場合など、OFFにすると良いでしょう。
私は、離れる場合はスマートキー電源をOFFにする癖を付けました!
すごく便利になった反面、盗難にも気を付けないとダメですね。
燃料タンクの容量拡大
今まで乗っていたJF28の燃料タンク容量が5.9ℓだったのに対して、
JF81は8.0ℓに拡大されました。
通勤で毎日使っていますが、ガソリンスタンドに行く回数はかなり減りました。
あと、ツーリング時によくあるのが、ガソリンスタンドの無い山中で
ヒヤヒヤする。なんて事もなくなりました!
燃費が約50km/ℓなので、満タンで400km走れる計算になります!
実際は、満タン計算法で45km/ℓぐらいですが…。
それでも、360km走れます!
素晴らしい!!
これは嬉しい進化ポイントでした。
さいごに
PCXは本当に良くできたバイクです!
初代JF28もすごく気に入ってて、ずっと乗るつもりでしたが、不慮の事故により
全損壊で廃車になってしまい、しょうがなく乗り換えに。
8年間乗り続けて、大きな故障もなく頑張ってくれました。
なので…次に選ぶバイクもPCXにしよう!と決めていました。
かなり耐久性もあるバイクなので、購入を考えている人に迷いなくオススメできます。
初めて原付二種を購入検討してる人も、PCXは後悔しませんよ!
ぜひ、一緒にバイクライフを楽しみましょう!
それでは、より良いバイクライフを!!
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